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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new?

『揺れて歩く』読者の感想(6)

エディション・エフ4月の新刊『揺れて歩く』をお読みくださった読者から届いた感想をご紹介しています。今回は、著者・清水哲男さんのもとに直接寄せられたメッセージ。清水さんのFacebookページからの転載です。ありがとうございます。

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自分の人生に重ねて ――― 匿名希望さん(65歳)


一気に読ませていただきました。ご両親のお互いを思いやる気持ち、死に向き合いながら深めていった死生観。ご両親を見つめる目から紡ぎ出された文章、言葉の一つ一つから感じる著者のご両親への思いと自責の念。様々なことを考えながら読み終えました。年齢を問わず、読んだ方は改めて自分の生と死に思いを馳せるだろうなと思いました。私自身、遠く離れて暮らしていた父が、肺がんの末期である体を押して鹿児島に戻りたいと言い、僅か2週間足らずでしたが病院で寝泊まりして父との時間を過ごすことができました。しかしその時点では声を出す力も無く、会話らしい会話を交わすこともできなかったことが悔やまれます。両親とは若い頃5年間鹿児島で一緒に暮らしました。が、嫁姑の関係がこじれ両親は東京に戻ったという過去があります。父は死期を悟り、最期の時を私と過ごしたかったこともあったでしょうが、自分が帰ることで母を鹿児島に戻したいという思いがあったのではないかと考えています。しかし父の思いは叶わず、母は神奈川の介護施設で亡くなりました。私はその母を看取ることもできませんでした。こんな自分の不甲斐なさ、親不孝な思いをかみしめながら読ませていただきました。

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著者・清水哲男さんからの返信です。


匿名希望さんへ    ―――清水哲男

これは両親と僕の物語ですが、決して僕たち家族だけの物語ではないと思いながら写真を撮り書きました。個人の人生は確かにその人だけのものです。でも、人が生きるということは個別の事情があるにせよ、すべての人に共通する何かがあるのではないかと思います。だから人は誰かの人生に触れて自分の人生を思うのです。いい意味でも悪い意味でも自分の人生を振り返るのです。そうして今日から、明日からのことを考えるのだと思います。僕も甲斐性無しの親不孝です。でもそのことを匿名さん同様、噛み締めながら生きていきたいと思います。ありがとうございました。

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『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』は書店でお買い求めください。書店に見当たらなければ「写真集『揺れて歩く』清水哲男著、エディション・エフ発行」以上の情報を書店にお伝えの上、取り寄せをご依頼ください。お急ぎの時は直接エディション・エフのショップへ。⇩

https://editionf.thebase.in/items/27544027

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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new?

『揺れて歩く』読者の感想(5)

エディション・エフ4月の新刊『揺れて歩く』をお読みくださった読者から届いた感想をご紹介しています。感想をご自分のブログに認(したた)めてくださった読者もおられます。今回はそのブログへのリンクを貼らせていただきます。ありがとうございます。

しあわせな「折り合い」の日々(by のっさん)

ブログ主に対し、著者の清水哲男さんはこのようにメッセージを寄せています。

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情を伝えるのは、寄り添うべき家族。ということになるのでしょうか……。ぼくは息子として、家族として、父の思いをちゃんと受け止められたかどうか、いまでも思い悩みます。もっとこうしていれば、ああしていればと後悔も山ほどあります。

おたがいに不器用だったようです。

あまり折り合いが良くなく、あんな人間にはなりたくない、似たくないと思っていましたが、最近父を知る人からよく似てきたと言われます。複雑な思いもありますが、やっぱり親子、父子というものはそういうものなんだと、妙な納得もしています。

「間違いなく、あんたの息子だよ」

とは、父が逝ってしまったからこそ思えるのかもしれないなあと、少々さみしさも感じます。
ありがとうございました。

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『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』は書店でお買い求めください。書店に見当たらなければ「写真集『揺れて歩く』清水哲男著、エディション・エフ発行」以上の情報を書店にお伝えの上、取り寄せをご依頼ください。お急ぎの時は直接エディション・エフのショップへ。⇩

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『サンドイッチをたべたの、だあれ?』 『ひなたぼっこねこ』 『ものがたり白鳥の湖』 『よわむしうさぎのココロンおうじ』

【終了しました】絵本に限り送料無料サービス中!

よわむしうさぎのココロンおうじ
よわむしうさぎのココロンおうじ
鳥の一年シリーズ『ツバメ』
鳥の一年シリーズ『ツバメ』

鳥の一年シリーズ『メンフクロウ』
鳥の一年シリーズ『メンフクロウ』

エディション・エフでは現在、絵本をお買い上げの場合に限り、送料無料サービスを行っています。 5月6日までの期間限定、なんと今日の23:59までです。ぜひこの機会をご利用ください!

京都では今月末までおおかたの学校がまたしても休校となりました。学校に行けないということの、子どもたちの将来に及ぼす影響の大きさ、ちょっと想像がつきません。いずれにしろこの教育的空白がなんにも作用しないということはありえません。いっぽう、子どもというものは、どんな環境にあっても学べるものです。知識を吸収する余白をたくさんもっていますから、興味をもつきっかけになるものを家に置いておくことはきっとプラスになります。

というわけで、絵本です。たとえばエディション・エフの『鳥の一年シリーズ』は、一年間の季節の移ろいを背景に鳥たちの暮らしが描かれた美しく楽しい絵本です。『よわむしうさぎのココロンおうじ』は森にあるうさぎの国のお話。『サンドイッチをたべたの、だあれ?』は、森に棲むクマが街へやってくるお話?かな? どうかな? 

絵本をお買い上げの場合に限り送料無料サービス。本日までです。ぜひご利用ください。

下記サイトからのお申し込みに限ります。

https://editionf.thebase.in/

対象絵本は:

『鳥の一年シリーズ イエスズメ』『鳥の一年シリーズ ツバメ』『鳥の一年シリーズ メンフクロウ』

『ひなたぼっこねこ』『よわむしうさぎのココロンおうじ』『サンドイッチをたべたの、だあれ?』『ものがたり白鳥の湖』

以上7タイトルです。

よろしくお願いいたします~♬

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『揺れて歩く』読者の感想(4)

エディション・エフ4月の新刊『揺れて歩く』をお読みくださった読者から届いた感想をご紹介しています。感想をご自分のブログに認(したた)めてくださった読者もおられます。今回はそのブログへのリンクを貼らせていただきます。ありがとうございます。

「地域づくりは楽しい」地域のミツバチ 井上貴至の元気が出るブログ

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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new?

『揺れて歩く』読者の感想(3)

『揺れて歩く』裏表紙(カバーを外したところ)

エディション・エフ4月の新刊『揺れて歩く』をお読みくださった読者から届いた感想をご紹介しています。3回めの今回は、著者・清水哲男さんのもとに直接寄せられたメッセージ。清水さんのFacebookページからの転載です。ありがとうございます。

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感想をいただきました。ありがとうございます。

不器用なそっくりさん  ――藤井雅子

 新型コロナウィルス感染症の蔓延で家に留まるしかない毎日、本書が届いてから何度も読み返してはため息ばかりついています。
 『どっちかひとりぼっちで長生きしてもしゃあないやんか』と口にしたお母様の今があるのは、『残りの時間はお母ちゃんのためにつかう』と、それを行動にうつし生ききったお父様の愛があるかこそ……、なのでしょう。
 今、長年暮らしてきた京都を離れ鹿児島にうつられたお母様のそばにはお仏壇とお父様の写真、そして息子である著者がいつも顔見せに来てくれて安心できる。形は違うけれど家族三人で暮らすような、しあわせな時間を過ごされているような気がします。
 言葉の一つ一つから伝わって来るように、著者はお父様と不仲だったのではなく不器用なそっくりさんだったのだなぁ……と感じました。

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藤井雅子さんへ 清水哲男

 「不器用なそっくりさん」とはなんとうまい言い様なんだろうと思いました。確かにぼくと父はよく似ていました。特に頑固で意地っ張りなところは本当にそっくりでした。だから衝突を繰り返したのだと思います。誰かと話しているときの自分の言葉に「あれ今の自分のセリフ、どこかで聞いたことあるな」と感じることがあります。それはかつてぼくが父に言われたことなんだとすぐに気づきます。絶対に似たくないと思っていたのに、自然に似てきてしまうのですね。「あんなクソジジイにはなりたくない」そんなふうによく言ってましたが、今自分がそのクソジジイになっているなそんな感じです(笑)

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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new?

『揺れて歩く』読者の感想(2)

エディション・エフ4月の新刊『揺れて歩く』をいち早く手に取ってくださった読者から、感想が届いています。 今回はインスタグラムにアップされた感想を転載します。

https://www.instagram.com/p/B_O6uIdJ7TI/?utm_source=ig_web_copy_link

ma_chan9595さん、ありがとうございました。「ちゃんと整理整頓されてる物多過ぎの部屋とか」。おっしゃるとおりで、本書には楽しくなる要素もあるんです。この写真集が深刻なテーマを扱いつつも、そこはかとなく満ちるユーモアが、読み手にページを繰らせると思っています。

『揺れて歩く』には、親も自分も京都に古くから住む「京都人」だからこそ「あるある」「わかるわかる」とついうなずき微笑んでしまう、そんな会話が随所にあります。京都に住む人、京都に実家のある人にはとくに読んでほしいな、と思っています。

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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new?

『揺れて歩く』読者の感想(1)

エディション・エフ4月の新刊『揺れて歩く』はようやく流通し始めたばかりですが、いち早く手に取ってくださった読者から、感想が届いています。著者・清水哲男さんのもとに届いたメッセージや感想を、読者ご本人および著者の了承を得て転載させていただきます。ありがとうございます。

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【「揺れて歩く」への感想をいただきました】

ご本人のご了承のもと、ぼくからのお返事もあわせて公開させていただきます。

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清水さんへ 西村里美

愛って何ですか?

幸せって何ですか?

その答えの一つがこの本にあるのですね。

この文字量ならすぐ読み終えられるだろうと思って本を開いたのに、実際はそうではありませんでした。

涙が出て胸が詰まってその度に一度本を置いて「なぜ私はここで涙が出るのだろう?」と考えて…でも言葉というのは心もとなくて、自分のなぜ?に言葉をみつけられないまま、またあとを読み進める。何度となく本を置いて考えるその時間は、感動の余韻でもあり、また生きる辛さを思い知る業でもありました。

御尊父・御母堂のなんと愛情深いこと。省みて自分の愛は軽く薄いと感じて、人としていかにあるべきか考えることでした。人としての魂の研鑽が足りません。どうしたらより高次の魂に行き着けるのか?高みを目指して日々を重ねることでしか辿り着けないのであれば、もう少し生き続けなければなりません。

では高次の魂はどのような境地にあるのか?宇宙の一部として自然の摂理の中で、抗わず汚さず、周りの幸せを願う利他の精神とともに自分自身の幸せも大切にできること。その幸せは決して欲や執着ではなく、心の平安であること。今はそんな風に感じています。

涙が出た理由は、ほとんどがその愛の深さに対する感動であったように思います。夫婦の相方を思いやる愛、父が子を思う・子が父を思う愛。時としてそれははっきりとした言葉ではなくぼんやりとした輪郭のままであり、その場で受け取られるものでなかったとしても時空を超えて相手に届く。「思い出さえあったらいつでも会える」言葉も肉体さえもいらない、想いが互いの中に確かに存在することこそが愛なのかもしれないと思いました。

生きてるだけですばらしい。なぜなら個々が宇宙の一部なのだから。お互いのために存在しているのだから。せっかく生きているなら、誰かの幸せの源に一部になれたら…そう願わずにいられません。

=====

西村里美さんへ 清水哲男

愛ってなんでしょう。

愛することってどういうことなんでしょうねえ。

正直言ってぼくもわかりません。

何があっても寄り添い続けようということくらいかな……。里美さんが言うように「誰かの幸せの源」になれたらと願うのは、究極の愛かもしれませんね。そう思うと、愛も、幸せも自ら求めるものではなく、誰かのために願うものかもしれないなとも思います。

to love somebody, peace & happy!!

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Quoi de neuf? / What's new? 鳥の一年シリーズ

家でも楽しい! 自然を描いた絵本がおすすめ♪【送料無料】

鳥の一年シリーズ『イエスズメ』
鳥の一年シリーズ『イエスズメ』
鳥の一年シリーズ『ツバメ』
鳥の一年シリーズ『ツバメ』
鳥の一年シリーズ『メンフクロウ』
鳥の一年シリーズ『メンフクロウ』

本来なら外遊びがとても気持ちのいい季節。外出を控えなくてはならないのは残念ですね。せめて窓を開けて、空とお日さまとそよ風を感じてください。自然を描いた絵本が手もとにあればなお楽しいと思います。エディション・エフの『鳥の一年シリーズ』は、一年間の季節の移ろいを背景に鳥たちの暮らしが描かれた美しく楽しい絵本です。家にいながらにして、自然を満喫できますよ。

エディション・エフでは現在、絵本をお買い上げの場合に限り、送料無料サービスを行っています。5月6日まで。ぜひこの機会をご利用ください。

下記サイトからのお申し込みに限ります。

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対象絵本は:

『鳥の一年シリーズ イエスズメ』『鳥の一年シリーズ ツバメ』『鳥の一年シリーズ メンフクロウ』

『ひなたぼっこねこ』『よわむしうさぎのココロンおうじ』『サンドイッチをたべたの、だあれ?』『ものがたり白鳥の湖』

以上7タイトルです。

よろしくお願いいたします~♬

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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new?

4月の新刊:写真集『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』

『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』
カバーを外したところ

『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』清水哲男著

見本が上がりました。来週、取次搬入予定です。それに先んじて、本書の刊行を記念して写真展が開催される鹿児島の著者のもとへは4月10日に先行納品されます。写真展の会場でお目見えします。鹿児島のみなさん、よろしくお願いいたします。

本書は、著者の清水哲男さんが自分の両親の生活ぶりを撮り、記録した写真集です。下記サイトにて詳述しています。ご参照ください。

https://editionf.thebase.in/items/27544027

なお、著者の清水哲男さんのオフィシャルサイトではサイン本の購入ができます。ご希望のかたはそちらへご予約下さい!

https://interearth.jp/product/yuretearuku?fbclid=IwAR1_CMQeCispyJAi7ImXtYxZ5sY7GjWzIU7QRKXRPI35FdvFzixE2es5HAQ
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『サンドイッチをたべたの、だあれ?』 『ひなたぼっこねこ』 『ものがたり白鳥の湖』 『よわむしうさぎのココロンおうじ』 Quoi de neuf? / What's new? おづちともか 鳥の一年シリーズ

絵本の送料無料サービス、やってます!

よわむしうさぎのココロンおうじ

エディション・エフでは、絵本をお買い上げの場合に限り、送料無料サービスを行います。4月9日から5月6日まで。期間限定ですのでぜひこの機会を逃さずに!

下記サイトからのお申し込みに限ります。

https://editionf.thebase.in/

対象絵本は:

『ひなたぼっこねこ』『よわむしうさぎのココロンおうじ』『サンドイッチをたべたの、だあれ?』『ものがたり白鳥の湖』『鳥の一年シリーズ イエスズメ』『鳥の一年シリーズ ツバメ』『鳥の一年シリーズ メンフクロウ』

以上7タイトルです。

この機会にぜひどうぞ!

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『神(イマーナ)の影』 Quoi de neuf? / What's new?

『神(イマーナ)の影』について

2019年10月に『神(イマーナ)の影 ルワンダへの旅―記憶・証言・物語』を刊行しました。コートジヴォワール出身、英国在住の作家ヴェロニク・タジョさんが2000年にフランスで上梓した作品です。

訳者は、アフリカにおける児童文学を研究している村田はるせさん。研究活動を通じて、 児童文学、絵本も手がけるヴェロニク・タジョさんとの出会いがありました。

技術上の不具合から、刊行時期に当サイトでの紹介ができなかったのですが、エディション・エフのショップサイトにて詳述していますのでご覧ください。

https://editionf.thebase.in/items/24122360

本書は刊行後、多くの新聞、書評紙で取り上げられました。とりわけ、富山在住の村田はるせさんの訳書ということもあって、富山県をはじめ北陸各地で読まれている日刊紙でご紹介いただきました。ありがとうございます。

アフリカ文学研究のの楠瀬佳子先生は図書新聞に、イディッシュ文学、ポーランド文学研究の西成彦先生は京都新聞読書欄に、それぞれ書評を執筆くださいました。ありがとうございました。

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Quoi de neuf? / What's new?

3月だけ! 絵本セール開催中です♪

ホームページの状態に長らく不具合が生じており、更新できない状態が続いていました。たいへん失礼いたしました。

エディション・エフの書籍をご覧になりたいかたは下記のショップサイトへお越しください。

https://editionf.thebase.in/

現在、3月限定で絵本をセット販売しています。お安くなっております。この機会にお求めください!

https://editionf.thebase.in/items/26741752

https://editionf.thebase.in/items/26742464

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Quoi de neuf? / What's new?

消費税率引き上げに際し料金改定のお知らせ

エディション・エフの書籍にご関心をお寄せくださり、またご愛読くださりありがとうございます。当サイトへのご訪問に心より御礼申し上げます。

本日、2019年10月1日から消費税率が8%から10%へと引き上げられました。エディション・エフの書籍につきましても、本体価格にその10%の消費税を加算した金額が代金となります。当サイトにおきましては、各商品の価格表示について税込表示と税別表示が混在しておりましたが、本日より税別表示に統一いたしました。

【例】本体価格1,200円+税

これは、書籍のカバーに記載している表示方法と同じです。

「料金改定」いたしますのは、当サイトでご注文いただいた際の送料です。

これまでエディション・エフのどの書籍を何冊お買い上げいただいても宛先にかかわらず発送手数料を215円としてきましたが、これを250円に改定させていただきます。また、例外として、大型絵本『ものがたり白鳥の湖』の発送手数料を全国一律500円といたします。『ものがたり白鳥の湖』は近隣県への発送でも600円以上、遠距離では1,000円以上かかるケースもあり、発送費の負担が大きくエディション・エフの金庫を圧迫していました。お客さまのご負担を大きくすることは不本意ですが、背に腹は代えられぬ、でございます。まことに申し訳ありませんがご理解くださいますようお願い申し上げます。

とはいいましても、本を愛するみなさまにいちばんお願いしたいのは、最寄りの本屋さんにお出かけになり、お買い求めいただきたいということです。エディション・エフの書籍はなかなか書店に並んでいませんが、流通には乗りますので書店にご注文いただき、数日お待ちくだされば送料の負担などなく入手していただけます。

どうぞ、できる限り書店へ足をお運びください。贔屓の本屋さんをときどき覗く、これを習慣にしてください。よい本との出会いが幸福な読書の時間をもたらし、わたしたちの心を豊かにします。 たとえ悪税が財布を絞めあげに来ようとも、 「考える葦」であるなら、わたしたちは、負けません。本を、読みましょう。

発送手数料の引き上げ、なにとぞご海容くださいませ。

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『核エネルギー大国フランス』 Quoi de neuf? / What's new?

『核エネルギー大国フランス』こちらでお買い求めいただけます

『核エネルギー大国フランス 「統治」の視座から』

『核エネルギー大国フランス 「統治」の視座から』

エディション・エフのBASEショップ、ならびにオンライン書店Amazonにておかみ求めいただけるようになっています。ご利用ください。

BASEショップのページは【こちら】です。

Amazonサイトの商品ページは【こちら】です。

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『核エネルギー大国フランス』 Quoi de neuf? / What's new?

新刊のお知らせ『核エネルギー大国フランス』

書籍の写真
セジン・トプシュ著『核エネルギー大国フランス 「統治」の視座から』

新刊のお知らせです。

『核エネルギー大国フランス 「統治」の視座から』

セジン・トプシュ著、斎藤かぐみ訳、神里達博解説。

ISBN978-4-909819-05-5 2700円+税

フランスは世界最大の核利用大国です。一時期は国内に170基の原子炉建設を計画していました。計画は見直されたものの、現在は58基が稼働し、国内総発電量の75%が原子力発電によるものです。原子力への依存度の高さは突出しています(日本は3割程度)。本書は、核利用を推進する組織の手練手管と、それに対して批判活動、反対運動を行ってきたさまざまなアクティヴィストたちの姿を入念な取材や検証に基づき論じたものです。民主主義を標榜する国家においても、こと核利用推進にかんしては、たくみに反対の声は押さえられ、かき消され、なかったようにかたづけられていきます。住民との対話は形骸化し、計画は結論ありきで進められていきました。

本書は、フランス国立学術研究所(CNRS)研究員のセジン・トプシュが博士論文として出版を検討していたもので、まさにその時に、日本は東日本大震災に見舞われ、福島第一原発の事故が勃発します。トプシュは福島について情報収集を行い論考を加筆し、2013年、本書はスイユ社から出版されました。

かねてからこの分野へ高い関心をもっていた翻訳家の斎藤かぐみさんから、本書の翻訳出版企画を打診され、エディション・エフは、フランスの核利用史と反原発運動史を論じたこの本は日本人にとって重要な参考文献になると考え、出版を決めたのでした。もとより膨大な資料、調査、取材に基づく本書は訳出だけでもたいへんな労を要しましたが、著者が日本について言及した箇所にかんしてはとくに入念な情報の裏とりが必要でした。ふだん大学教員として教壇に立つ斎藤さんにとって、そのための時間の捻出はただならぬことでしたが、成し遂げてくださいました。ただただ頭が下がります。

さらに、斎藤さんの旧知の研究者である神里達博さんが、本書を一般読者にとってぐっと身近なものにする解説を執筆してくださいました。千葉大学教授の神里さんとて講義と研究、執筆に忙殺される毎日ながら、本書のために筆を執っていただけたことは、エディション・エフにとって大きな喜びとなりました。

この日本語版には、原著にはない「日本語版のための序章」が所収されています。セジン・トプシュ氏が文字どおり日本語版のために書き下ろしてくださった渾身の一章です。フランスと日本が核利用にかんして驚くほど似た道を歩んでいることが論じられています。核にかんする「経験」には雲泥の差があるというのに、です。

核開発は環境を破壊し、生きとし生けるものの身体と精神を蝕みます。いつまでわたしたちはこの危険極まりない、とうていコントロールできない、とんでもないシロモノに依存し翻弄され続けるのか。

もっと、もっと、考えなくてはいけないんです。

本書はようやく流通に乗り始めました。取次にご注文くださった書店へは順次配本されていきます。弊社に直接ご注文くださった場合は来週から発送作業を行います。お待たせして申し訳ありません。取次JRCへの注文には【こちらの用紙 】 をお使いください。

順次、弊社サイト、BASEショップ、Amazonでも購入できるように整えてまいります。

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『京都ほんやら洞の猫』 Quoi de neuf? / What's new?

好評です『京都ほんやら洞の猫』

写真集『京都ほんやら洞の猫』(甲斐扶佐義著、1,500円+税)はおかげさまで好評発売中です。地元京都新聞をはじめ、全国各地の新聞紙上に紹介記事が掲載されるなど、注目を集めています。現在発売中の情報誌『Meets Regional ミーツ・リージョナル』6月号でも取り上げられ、猫好き、京都好きのみなさんがお買い求めくださっている模様です。ありがとうございます!

河北新報
ミーツ・リージョナル6月号とともに

こちらからのお買い求めが便利です。ぜひご利用ください。
https://editionf.thebase.in/items/17775273

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『京都ほんやら洞の猫』 Quoi de neuf? / What's new?

新刊です:甲斐扶佐義写真集『京都ほんやら洞の猫』

エディション・エフは初めて写真集を刊行しました。京都が誇る市井の写真家、甲斐扶佐義さんの既発表・未発表の写真を新たに編集した『京都ほんやら洞の猫』。タイトルどおり、猫写真ばかりを集めた写真集です。

『京都ほんやら洞の猫』

奥付記載の刊行日は3月15日ですが、早めに刷り上がったため近隣の直取引店には納品させていただいています。現在、下記のお店で『京都ほんやら洞の猫』をお買い求めいただけます。

カライモブックス(大宮通芦山寺上ル西入ル)/レティシア書房(高倉通二条下ル)/ファビュラス(三条通東洞院東入ル) また、書店ではなく画廊ですが:ギャラリーヒルゲート(寺町通三条上ル)

一般の新刊書店には来週あたりから店頭に並び始めます。ジュンク堂書店京都店(四条通柳馬場東入ル)、長谷川書店(阪急水無瀬駅)には、確実に店頭に並びます(ご注文くださったのを把握しておりますので)。ぜひお店でお尋ねください。

このサイト(トップページのバナーをクリックください)、またエディション・エフのBASEショップからもお買い求めいただけます。⇒ https://editionf.thebase.in/items/17775273

『京都ほんやら洞の猫』、ぜひあなたの書架の仲間に入れてください!

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Quoi de neuf? / What's new? 鳥の一年シリーズ

一時的な在庫切れについて

好評発売中の「鳥の一年シリーズ」のうち、『イエスズメ』と『ツバメ』は版元在庫がゼロになりました。この在庫切れは一時的なものです。とはいえ、増刷は未定です。タイミングを見計らってかけるつもりです。読者のみなさまにはご不便をおかけしますが、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

「鳥の一年シリーズ」は3タイトルとも、図書館流通センターの購入が多かったので、全国各地の図書館の児童書コーナー所蔵されている可能性が高いです。探してみてくださいね。

『メンフクロウ』は在庫たっぷりございます! どうぞご注文くださいませ。

鳥の一年シリーズ『イエスズメ』
鳥の一年シリーズ『イエスズメ』
鳥の一年シリーズ『ツバメ』
鳥の一年シリーズ『ツバメ』
鳥の一年シリーズ『メンフクロウ』
鳥の一年シリーズ『メンフクロウ』
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Quoi de neuf? / What's new?

2019年もよろしくお願い申し上げます

2019年になりました。

2018年は小説を1冊、絵本を3冊、小冊子を2冊、つくりました。

相変わらずのゆっくりした足取り、小商いという呼びかたも大きすぎるほど小さな営みですが、2019年も、1冊ずつ丁寧に本をつくっていきたいと思います。

よろしくお願い申し上げます。

鳥の一年シリーズ『メンフクロウ』

鳥の一年シリーズ『ツバメ』

 

 

 

 

 

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『モンブラン』 Quoi de neuf? / What's new?

『モンブラン』書評が掲載されました

 

書評紙『図書新聞』の11月3日号(10月27日書店発売)に、『モンブラン』が紹介されました。明治大学教授の越川芳明氏の書評です。越川芳明氏のご専門はアメリカ文学で著書・訳書多数、近著に『あっけらかんの国キューバ』(猿江商會刊)があります。書評は、文学者ならではの深い読み解きが興味深く、読者には各章の「謎解き」の試みをすすめるなど、この『モンブラン』が幾通りもの読みかたのできる小品ながら重層的な読み物であることを示してくださいました。

(以下、越川先生の書評から引用いたします)

《この「記録」はいくつもの短い断章をつなぎあわせたものだが、一つ一つの断章にはいろいろな「謎」が埋め込まれている。(略)なぜそのスウィングするジプシージャズを葬儀の曲に選んだのだろうか。》

《「僕」は「モンブラン」に呪縛され、パラノイア(偏執狂)患者みたいに、「実際、モンブランはどこでも僕についてきた」と記すまでになる。》

《ファビオ・ヴィスコリオージの「小宇宙」を扱った、この小ぶりな作品は、いわば「ポータブル性」を追求した「スーツケース」のような小説の実践例なのだ。》

《「謎」をリンク機能でデジタル的に追いかけていけば、果てしなく大きな世界を旅することができる。一個のスーツケースをもって大きな宇宙を旅するのは、読者なのだ。》

いかがですか。ファビオ・ヴィスコリオージの『モンブラン』、みなさんもぜひお読みください。