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Quoi de neuf? / What's new? 大切なお知らせ

工事中!

エディション・エフは現在ホームページの工事中です。本のお買い求めは「エディション・エフの本屋さん」へおこしください。

2024年の新刊は『おすよ おすよ I push and go』『気配』『「藝」「際」「間」を究める ~JARFO三十年の歩み~』です。

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『おすよおすよ』 Quoi de neuf? / What's new?

新刊『おすよ おすよ』のお知らせ

約2年ぶりに新しい本を刊行します。とても可愛い絵本、『おすよ おすよ』。5月上旬刊行予定で今ダーーーーーッと印刷・製本してるところ。もう少しお待ちください。

2022年10月にエディション・エフからエッセイ集『ルルオンザルーフ』を出した絵本作家よしだるみさんの、今度は本当に「絵本」です! しかも……副題に「I push and go」とあるように、これは日英バイリンガル絵本。英語の得意な読者にも楽しんでいただけるんです。

こちらからお買い求めいただけます: https://editionf.thebase.in/items/85124125

よしだるみさんの『ルルオンザルーフ』はこちら: https://editionf.thebase.in/items/67403526

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『装いせんとや生まれけん』 Quoi de neuf? / What's new?

新刊『装いせんとや 生まれけん』のお知らせ

実に2年半ぶりに新刊本を出します。蓮味青(はすみ・あおい)著『装いせんとや 生まれけん 着物の戯れ じぶん流』。長いですが(笑)書名は『装いせんとや 生まれけん』副題が『着物の戯れ じぶん流』。著者は着物が好きで、着物好きが高じてあれこれアンティークを探しては仕立て直し、物語をたどるように着物と帯の組み合わせを楽しみます。仕舞や鼓の稽古も楽しみ、まさに「じぶん流」の着物ライフを謳歌しています。そんな著者が、自分のコレクションの中からお気に入りを披露したのが本書。お洒落なアンティーク着物の着こなし写真集、装いをもっと楽しむためのヒント集。お洒落に関心のあるすべての人に。

刊行まであと少し。エディション・エフのショップ「エディション・エフの本屋さん」では8月10日を販売開始予定としています。が、もう少し早まるかもしれません。SNSでお知らせしますのでお見逃しなく。

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Quoi de neuf? / What's new? 大切なお知らせ

「エディション・エフの本屋さん」

エディション・エフのWEBショップは「エディション・エフの本屋さん」になり、他社さんの本も扱うようになりました。

これまで以上にご愛用いただくため、ストレスなくご注文いただくために、いろいろな設定に苦心しておるわけでございますが……このたび、送料を改定しました。あるケースでは上がり、あるケースでは下がっています。

日本郵便のレターパックなど、全国一律価格を適用できるものについて、固定金額に「手数料」をプラスした額を、弊社ショップにおける発送手数料として設定していますが、これまでは金額の乗せかたがまちまちでした。それを、「15円」に統一しました。

したがいまして、日本郵便「スマートレター」(180円)を利用して発送するものは「発送手数料195円」を頂戴することになります。(旧金額190円)

同様に、日本郵便「クリックポスト」(198円)⇒「発送手数料213円」(旧金額205円)、日本郵便「レターパックプラス」(520円)⇒「発送手数料535円」(旧金額540円) となります。

なにとぞご理解くださり、今後もよりいっそうご愛顧くださいますようお願い申し上げます。

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Quoi de neuf? / What's new? カレンダー『問ふ月々』

『問ふ月々』申芳礼(しん・よしれい)画集カレンダーを制作中

画家・造形作家の申芳礼(しん・よしれい)さんのドローイングを楽しんでいただけるカレンダーを制作しています。2022年、あなたの机、テーブル、あるいは壁に、芳礼さんの絵でアクセントをつけませんか?

画集タイトルは『問ふ月々』。毎月、絵があなたに問いかけ、あなたの問いをも待ちます。サイズはB6のタテ型、卓上にも壁掛けにもできるプラスチックケース入りです。

詳しくはエディション・エフのショップ ↓ をご覧ください。デザインを公開しています。 

https://editionf.thebase.in/items/52622343

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Quoi de neuf? / What's new? 大切なお知らせ

お問い合わせフォームを廃止しました

ここ数か月にわたってお問い合わせフォームを悪用してのスパムメール(迷惑メール)が大量に発生していました。迷惑メール指定を繰り返しても、サーバーもメーラーも学習しないうえ、次々に新手が現れるので防ぎようがありません。いっそのこと、と考え、お問い合わせフォームを削除することにいたしました。

エディション・エフにお問い合わせをご希望のお客さまは、

info★editionf.jp (「★」をアットマークに置き換えてください)

このメールアドレスにメールをくださいませ。または、Facebook、Twitter、Instagram のDM(ダイレクトメール)機能をご利用くださり、メッセージをください。

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Quoi de neuf? / What's new?

7歳になりました

9月1日はエディション・エフ(株式会社エフ)の創業日です。2014年の今日、会社を設立いたしました。ちょうど7年が経ちました。7年も経ったというのに、あいかわらず足許おぼつかなく、頼りない零細極小出版社ですが、これまでと同じように、8年めもこつこつと、小さな努力を重ねて確実な本づくりを続けて行きたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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『月の家の人びと』 Quoi de neuf? / What's new?

12月の新刊:小説『月の家の人びと』

『月の家の人びと』

『月の家の人びと』
砂岸あろ 著
1,700円+税
B6判変型(171×120mm) 並製 288ページ
ISBN978-4-909819-10-9

《杏は鏡を持った手をのばし、いったん上に高くかかげてから、軽く深呼吸して中をのぞきこみました。
 さっきよりも輝きを増したまるい月が、鏡の上のほうにうつっています。
 その前に、瞳をきらきらと光らせ、かたくくちびるを結んでいる、一人の女性がうつっていました。》(第四章 月の鏡 より)

   *

澄んだ月の光を思いながら、しみじみと読んでほしい一冊。大切な人への想いを抱きながら、読んでほしい一冊。読み終えたあなたはきっと、あなたの街が好きになる。流れる川が好きになる。大切な人がもっと愛おしくなる。下界の惨憺たるありさまをよそに、今年は月がその美しさを煌々と見せつけた一年だったように思います。さまざまな思いを胸に、お読みいただきたいです。

   *

物語を紡ぐ人、砂岸あろ――。
美しいもの、純粋な心、ちょっぴり不思議なできごと……。人が見失いがちなものたちにこだわりつづけ、物語を創りつづけてきた著者が、祖母と過ごした「月の家」の思い出を温めながら書き、時を経て幾重のてがかりをも加味して書き上げた長編。
《その家は、(中略)志賀直哉が住み、『山科の記憶』などを書いた家です。それから数年後、私の父方の祖父母一家がその家に移り住みました。》(著者による「あとがき」より)

   *

京都在住の漫画家、グレゴリ青山さんから帯に推薦文をいただきました!

   物語を読んでいる間、ずっと
   月の光に包まれている心地がしました。
   美しい京都山科文学の誕生です。
       ―――――――――――――― グレゴリ青山

グレゴリ青山さん:漫画家。京都在住。著作に『グレさんぽ~猫とかキモノとか京都とか~』(フラワーコミックススペシャル2020年)『京都深掘りさんぽ』(小学館文庫2017年)など多数。

   *

目次

第一章    赤い傘
第二章    夜の犬
第三章    水の皮膚
第四章    月の鏡
第五章    風の靴
第六章    鬼の木
第七章    空の椅子
第八章    眠る絵
終 章    月のいる庭

   *

著者プロフィール

砂岸(すなぎし)あろ
京都市生まれ、京都市在住。京都精華短期大学(当時)で美術を学び、1986年よりアトリエ・ウーフ絵画教室を主宰しながら、少女マンガ原作、児童文学、エッセイなどを書く。「海の方法」同人。著書に『駱駝はまだ眠っている』(かもがわ出版、2005年)、『ほおずきの夜』(白馬社、2007年)、『黄金色の風になって』(上下、講談社青い鳥文庫、2009年)、『せんをひく』(福音館書店こどものとも、2010年)などがある。

『月の家の人びと』は書店でお取り寄せいただけます。またはこちらからお買い求めいただけます。⇩

https://editionf.thebase.in/items/36733699

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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new?

『揺れて歩く』がテレビで朗読されました

『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』清水哲男著(2,200円+税)

8月19日の午後8時、鹿児島の南日本放送(MBC)のTV番組「どーんと鹿児島」で、『揺れて歩く』が朗読されました。

MBC元キャスターで現在はラジオアドバイザーの藤原一彦さんが、自身のキャリアの「集大成」として本書を抜粋して朗読くださったのです。8月19日は、本書の主人公のひとり、著者の父・清水良一さんの命日でもあります。京都に住むエディション・エフではこの放送をリアルタイムで視聴できなかったのですが、

南日本放送(MBC)さんのご好意で、過日放送された「どーんと鹿児島」収録DVDを受け取りました。ありがとうございます。

約50分の番組全体で『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』をご紹介くださいました。著者・清水哲男さんが鹿児島に拠点を置いて以来、さまざまに活動されてきたこと、自身もがんを患い闘病中であることにも触れられていて、そうした文筆家による一冊であることがじゅうぶんに伝わったと思います。

そして、本書の内容の一部を、MBCの名キャスターで現在はラジオアドバイザーの藤原一彦さんが自ら朗読くださいました。ふだんテレビと無縁の生活をしているせいなのかどうなのか、「電波に乗る」ことがとても晴れがましく、書籍が大写しになると「うおおお」などとつい感嘆詞を連発してしまいます(笑)。

放送後には多くの反響があったそうです。ありがとうございます。

『揺れて歩く』書籍は最寄りの書店にお問い合わせください。

またはこちらから⬇️ご購入いただけます。

https://editionf.thebase.in/items/27544027

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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new? 大切なお知らせ

大切なお知らせ:『揺れて歩く』

『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』(清水哲男著)の本文中に誤記がありました。

下記のとおり訂正いたします。

153ページ 7行めの中ほど

(誤)二〇一六年八月十九日

(正)二〇一五年八月十九日

読者のみなさま、および関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけいたしました。訂正し、謹んでお詫び申し上げます。なお、本件にかんしましては、当HPサイドメニュー「大切なお知らせ」欄にて、上記の正誤表をダウンロードいただけるようになっております。よろしくお願いいたします。

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『ぬばたま』 Quoi de neuf? / What's new?

6月の新刊:歌集『ぬばたま』

『ぬばたま』

『ぬばたま』(歌集)
北夙川不可止 著
1,800円+税
A5判変形 並製 256ページ
ISBN978-4-909819-09-3

《射干玉(ぬばたま)の黒き仔猫を「ぬばたま」と名づけて飼ひぬ七月のすゑ》

歌人でコラムニストの 北夙川不可止(きたしゅくがわ・ふかし)の第一歌集。
25年を超える作歌生活のあいだに詠んだ歌は膨大な数にのぼります。今回第一歌集には2010~2018年に詠んだ歌から 772首を選びました。
「ぬばたま」は、歌人がかつて飼っていた猫の名前です。

「猫と美少年をこよなく愛し、近代建築と美術と音楽を愛で、美しき建物が壊される不条理に怒り(中略)、吟行をする日々が 絵巻物のように繰り広げられる」(寮美千子によるあとがき「永遠の幼子、伯爵」より)

   *

著者の活動は幅広く、アートイベントの企画運営、また近代建築・景観の保全活動にも取り組んでおり、本書の収録短歌からは、その多岐にわたる活動が窺い知れます。 猫との暮らしを詠み、少年との愛の戯れを詠み、文化的遺構の美しさを詠んでいます。
血糖値が跳ね上がり入院生活を余儀なくされた日々の歌などは、退屈を逆手にとって愉しもうとする歌人の心情がにじみ、とてもユーモラスです。ぜひ、北夙川不可止の短歌の世界をお楽しみください。

   *

【著者】 北夙川不可止(きたしゅくがわ ふかし)
1964年兵庫県西宮市生まれ。同志社大学神学部中退。1994年に獄中で短歌を始め、所属結社は『アララギ』、『新アララギ』、『玲瓏』と移籍。近代建築や歴史的都市景観の保全に取り組み、著書に『東西名品 昭和モダン建築案内・新装版』(書肆侃侃房、2020年秋刊行予定)などがある。オープンリーゲイとしてBL短歌同人誌「共有結晶」創刊に参加。活動分野は多岐にわたり、各所で「伯爵」と呼ばれ親しまれている。

『ぬばたま』は書店でお取り寄せいただけます。またはこちらからお買い求めいただけます。⇩

https://editionf.thebase.in/items/30419073

また、現在東京のピカレスクギャラリーでは、 2020年6月13日(土)〜8月2日(日)のあいだ、 短歌と写真のコラボレーション展「叛亂の豫感(はんらんのよかん)」 が オンラインにて開催されています。北夙川氏の短歌と写真家・北沢美樹氏の美しい写真のコンビネーション。展覧会を記念した作品集「叛亂の豫感」がギャラリーの通販サイトで販売されています。そちらもぜひどうぞ! リンクをクリックすれば別ウインドウで開きます。⇩

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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new?

【メディア掲載】3『揺れて歩く』

中央法規出版 月刊『ケアマネージャー』7月号
新刊紹介ページにご掲載いただきました

中央法規出版株式会社発行の月刊誌「ケアマネージャー」7月号です。

新刊紹介欄(82ページ)にて『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』をご掲載くださいました。中央法規出版さま、ありがとうございます。

「ケアマネージャー」はその誌名のとおり、ケアマネさんのための専門誌。

『揺れて歩く』の主人公たちは介護サービスなしには生活が成り立ちません。きめ細かいケアに助けられつつも、制度の壁にぶつかって思うようにならないことも頻繁に起こりました。介護制度はその発足当時からすれば改善が重ねられてきたと思いますが、部分的に制度疲労を起こしている様子もうかがえます。利用者もその家族も、職務従事者も、皆が我慢を強いられるのは絶対におかしいですよね。

利用しやすくて、存分にその恩恵に与れる、そして従事する人にも力の尽くし甲斐のある、盤石な制度になればいいのにと心底思います。

現場で役立つ相談援助のスキルアップマガジン
『ケアマネージャー』7月号
中央法規出版株式会社
定価1,047円(本体952円)

書店でお尋ねくださいね!

『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』
清水哲男著
2,200円+税

こちらももちろん書店でお尋ねのうえ、店頭になければお取り寄せをご依頼ください。

京都市内でお取り扱いいただいているのは:
丸善京都本店(河原町)
大垣書店本店(烏丸室町)
レティシア書房(高倉二条)
ファビュラス(三条東洞院)
絵本のこたち(伏見)   他

こちらからもお買い求めいただけます ⇩

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『揺れて歩く』 Quoi de neuf? / What's new?

【メディア掲載】2『揺れて歩く』

南日本新聞5月31日付読書欄

『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』著者である清水哲男さんが現在拠点にしている鹿児島市の地元紙、南日本新聞が本書を紹介してくださいました。ありがとうございます。著者は鹿児島で活動の幅を広げており、ラジオ等での発信もしていますので、南日本新聞の読者にはピンと来る人が多かったのでは、と期待します。鹿児島市のみなさま、『揺れて歩く』をよろしくお願いいたします!

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『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』は書店でお買い求めください。書店に見当たらなければ「写真集『揺れて歩く』清水哲男著、エディション・エフ発行」以上の情報を書店にお伝えの上、取り寄せをご依頼ください。お急ぎの時は直接エディション・エフのショップへ。⇩

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『揺れて歩く』読者の感想(12)

エディション・エフが4月に刊行した『揺れて歩く』の読者感想メッセージを続けてご紹介しています。今回は、ご自身のブログに書き綴ってくださった感想へのリンクを貼らせていただきます。ありがとうございます。

『揺れて歩く』 ――友野雅志の『TomoBookWorld』

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『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』は書店でお買い求めください。書店に見当たらなければ「写真集『揺れて歩く』清水哲男著、エディション・エフ発行」以上の情報を書店にお伝えの上、取り寄せをご依頼ください。お急ぎの時は直接エディション・エフのショップへ。⇩

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『揺れて歩く』読者の感想(11)

4月に刊行した『揺れて歩く』への読者のご感想を順次紹介しています。今回ご紹介するのは、マイク・スタンディング (藤井幹明) さんから清水さん宛に寄せられた感想メッセージです。マイクさんは難病ALSの患者で、清水さんとブログ文通をなさっています。清水さんはその往復書簡をもとにマイクさんの様子を鹿児島の地元紙、南日本新聞の コラム「生きる」 に連載中。

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羨ましきご両親とようでけた息子さん  ――― マイク・スタンディング(藤井幹明)さん

「揺れて歩く」を覚悟して読みました。気力体力の落ち込みを意識するばかりに覚悟が要ったのです。本の現物の重さに圧倒されて、2〜3日かけて熟読する積りでしたがイッキに読み終えました。
モルヒネを拒否するお父さんの死生観は日本人であり、また職人のプライドでもあるように読み取りました。そこに惚れ込んだお母さんの様子も羨ましく受取りました。相思相愛だからでしょう。1日でも長く共に生きたく、また家で死にたい二人。
暖かく遠くから見守る息子としての清水さんの心境の揺れ動きと悟り。世間にも個人にもいっぱいある人生劇。その中でも最期のステージ。溢れる機微のありのままを文章と写真で息子が綴る。
癌という病による死なのに、死の匂いが全くしません。癌と闘うというより、そのまま受け止めようとする生き方を貫き通される。連れ合いとして寄り添い通されるだけでの幸せを、息子として足跡を記録に残す。流石の文筆家そしてカメラマン。

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著者・清水哲男さんからの返信です。

マイクさんへ     ―――清水哲男

ありがとうございます。
「死の匂い」ですか……。そんなこと考えも及びませんでした。

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『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』は書店でお買い求めください。書店に見当たらなければ「写真集『揺れて歩く』清水哲男著、エディション・エフ発行」以上の情報を書店にお伝えの上、取り寄せをご依頼ください。お急ぎの時は直接エディション・エフのショップへ。⇩

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『揺れて歩く』読者の感想(10)

引き続き、『揺れて歩く』への読者のご感想を紹介していきます。10回目も清水さんのFacebookページからの転載させていただきます。ありがとうございます。

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うらやましいかぎりです ――― 匿名希望さん(75歳)

清水さん「揺れて歩く」読ませていただきました。いつもの通りの、暖かい目線で、分かり易い文章でとてもいいですね。清水さんのご両親への気持ちがひしひしと伝わってきました。写真がモノクロなのがまた良い。私は、気難しく、躁うつ病だった親父にはずいぶん悩まされていましたが、80歳を超えたころから老人ホームに入ってもらい、親孝行はほとんどできていませんでした。92歳で昇天したときにも、ホームから病院に運ばれそのまま亡くなってしまったので、臨終には立ち会えませんでした。大変な時代を生き、私を育ててくれた親父にもお袋にもちゃんと孝行できなかったことを、今更ながらに悔やんでいます。清水さんの親孝行、頭が下がります。そしてうらやましい。
はじめ、「揺れて歩く」の題名がちょっと違和感があったのですが、「揺れて歩いていたのは僕自身だった」で納得がいきました。

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著者・清水哲男さんからの返信です。

匿名希望さんへ     ―――清水哲男

ありがとうございました。親孝行って言ってもらうと、何だか恥ずかしいです。僕以外に看る人間もいなかったので、仕方なくっていうのもありました。本当に揺れ揺れの日々でした。

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『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』は書店でお買い求めください。書店に見当たらなければ「写真集『揺れて歩く』清水哲男著、エディション・エフ発行」以上の情報を書店にお伝えの上、取り寄せをご依頼ください。お急ぎの時は直接エディション・エフのショップへ。⇩

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『揺れて歩く』読者の感想(9)

4月に刊行した『揺れて歩く』をいち早くお読みくださった読者のみなさん。著者・清水哲男さんのもとには日々感想が届いています。清水さんのFacebookページからの転載させていただきます。ありがとうございます。

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言葉にできない心地よい余韻 ――― 藤井博子さん

最後のページをめくったとき、何とも言えない感情で満たされた。

はじめの何気ない日常の一コマは心地よく、ページをめくる手もその情景のリズムにのるように軽快であった。途中からその様子は徐々に変わっていき、生活の中でこぼれてくる言葉の一つ一つに感情が揺さぶられた。文章や写真から伝わるそれぞれの想いにひきこまれ、これ以上状況が進んでほしくないと思う心と裏腹に、ページをめくる手を止めることができなかった。読み進めることで少し胸苦しさを感じる場面もあるが、文章や写真の一つ一つから愛情や温もり、優しさが伝わって、最後には言葉にできない、どこか心地よい感情で満たされた。この文章を書いている今もその余韻から抜け出せずにいる。

他の誰でもない、家族だからこその距離感で捉えられた作品であると感じた。この作品を手にすることができてよかった。読み終わったばかりではあるが、またいつの日かこの作品に手を伸ばす予感がしている。

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著者・清水哲男さんからの返信です。

藤井博子さんへ     ―――清水哲男

「何気ない日常の一コマ」や「生活の中でこぼれてくる言葉の一つ一つ」は、世界中のあらゆる家族の中にあるものだと思っています。どうぞご両親やご家族の日常の隅々に目を凝らしてみてください、耳を傾けてみてください。博子さんのご家族に共通する、あるいはそれぞれ個別のドラマやストーリーに満ちているはずです。衝突を繰り返したり、共感を深めたり。僕自身のことで言えば、両親に対して好きと嫌いの間を激しく揺れ動いて生きてきました。おそらく両親も僕に対してそうだったと思います。「好き」だけで語れる人生なんて、きっと退屈に決まっています。だからこそ「他の誰でもない、家族だからこその距離感で捉えられた」のだと思います。あなたの感想は僕に、改めてそんなことを考えさせてくれました。ありがとうございました。

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【メディア掲載】『揺れて歩く』

4月に刊行した『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』について、いくつかの媒体が取り上げてくださいました。ありがとうございました。

「文化通信」(出版・取次・書店業界紙)5月11日号
「京都新聞」5月17日付読書欄
玄光社「フォトテクニックデジタル」6月号新刊紹介ページ
玄光社「フォトテクニックデジタル」6月号表紙
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『揺れて歩く』読者の感想(8)

エディション・エフ4月の新刊『揺れて歩く』をお読みくださった読者の感想を続けてご紹介しています。今回は、ブログ(note)に書き綴ってくださった感想へのリンクを貼らせていただきます。ありがとうございます。

揺れて歩く、誰かに伝えたくなる ――わかおかみおかわかめ

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『揺れて歩く ある夫婦の一六六日』は書店でお買い求めください。書店に見当たらなければ「写真集『揺れて歩く』清水哲男著、エディション・エフ発行」以上の情報を書店にお伝えの上、取り寄せをご依頼ください。お急ぎの時は直接エディション・エフのショップへ。⇩

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『揺れて歩く』読者の感想(7)

エディション・エフ4月の新刊『揺れて歩く』をお読みくださった読者から、感想が届いています。 今回はツイッターにアップされた感想を転載します。 おおつかのりこさん、ありがとうございました。


おおつかのりこさんは、ツイート投稿に先立って、下記のような感想をメールでお寄せくださっていました。

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死生観や終末期医療について、あらためて考えさせられたり、はっとさせられたりしました。リビングウィルが強くすすめられている昨今ですが、事前の本人の意向だけではたりないというのを感じました。けっきょく、死は家族の問題なのですよね。そして、人間の考え方はできごとに応じて刻々とかわる。(中略)読みすすめるうちに、思考は死生観をどんどんこえて、夫婦のありかた、親子の関係、男女の役割、日本男性と欧米の男性のやさしさの違いとひろがっていきました。

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深く、幅広くお読みくださって感謝です。人がそれぞれ違うように、家族のありかたもそれぞれ異なり、家族間の関係性はその家族固有のものです。正解はないといえますし、だからこそ、よりよく生きようとして、誰もが「揺れて」もがきながら「歩く」のだと思います。ありがとうございました。

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