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『揺れて歩く』読者の感想(10)


引き続き、『揺れて歩く』への読者のご感想を紹介していきます。10回目も清水さんのFacebookページからの転載させていただきます。ありがとうございます。

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うらやましいかぎりです ――― 匿名希望さん(75歳)

清水さん「揺れて歩く」読ませていただきました。いつもの通りの、暖かい目線で、分かり易い文章でとてもいいですね。清水さんのご両親への気持ちがひしひしと伝わってきました。写真がモノクロなのがまた良い。私は、気難しく、躁うつ病だった親父にはずいぶん悩まされていましたが、80歳を超えたころから老人ホームに入ってもらい、親孝行はほとんどできていませんでした。92歳で昇天したときにも、ホームから病院に運ばれそのまま亡くなってしまったので、臨終には立ち会えませんでした。大変な時代を生き、私を育ててくれた親父にもお袋にもちゃんと孝行できなかったことを、今更ながらに悔やんでいます。清水さんの親孝行、頭が下がります。そしてうらやましい。
はじめ、「揺れて歩く」の題名がちょっと違和感があったのですが、「揺れて歩いていたのは僕自身だった」で納得がいきました。

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著者・清水哲男さんからの返信です。

匿名希望さんへ     ―――清水哲男

ありがとうございました。親孝行って言ってもらうと、何だか恥ずかしいです。僕以外に看る人間もいなかったので、仕方なくっていうのもありました。本当に揺れ揺れの日々でした。

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