エディション・エフの海外翻訳絵本第2弾は:
『サンドイッチをたべたの、だあれ?』
ジュリア・サーコーン=ローチ 作、横山和江 訳
おいしそうなサンドイッチの入った真っ赤なランチボックス、それを好奇心いっぱいの目で見つめるクマ。食いしん坊で陽気なクマとサンドイッチが出会うお話……と思いきや、意外な展開が待っています。親も子も一緒に楽しめる、ユーモアにあふれた絵本。
作者のジュリア・サーコーン=ローチはニューヨーク在住の絵本作家。本作は4作目で、優れた絵本作家に贈られるエズラ・ジャック・キーツ賞の次点につけたそうです。筆のタッチを存分に生かした画風は爽快さと温もりをあわせもち、子どもたちのお気に召すこと請け合いです。
翻訳したのは山形市在住の児童書翻訳家、横山和江さん。ウイットに富んだ本作の魅力を最大限に生かした訳文で、楽しくリズミカルなお話に仕上げてくださいました。これまでの訳書に「クマさんのおことわり」シリーズ(岩崎書店)や「サラとダックン」シリーズ(金の星社)など多数。
こちらは帯つきの表紙写真です。帯の言葉は、児童書翻訳家の美馬しょうこさんからいただきました。絵本『わたしのすてきなたびする目』(偕成社)など、素晴しい絵本を翻訳されています。
本書の訳者、横山和江さんも、帯の言葉を寄せてくださった美馬しょうこさんも、海外児童書サークル「やまねこ翻訳クラブ」の会員です。やまねこ翻訳クラブは今年20周年を迎えました。20年のあいだに多くの会員が翻訳家としてデビューし、活躍しています。
本書の帯にはやまねこ翻訳クラブ20周年ロゴも載せて紹介しています。
現在制作中。10月上旬発売予定で進めています。
ご期待ください!
※作者名の表記を訂正いたしました。2017.9.12