【2017年6月刊行予定】
現在デザイン制作が進行中です。表紙のデザインもほぼ、きまりました。写真の右上に見えている黒い書籍は、原書です。原書は強い印象の装幀ですが、日本語版では優しく、かつ一本芯の通った強さも感じられるようなデザインをめざしました。この写真ではわかりにくいですね。バッチリお見せできる日も近いので、どうぞご期待ください!
『暴力とイスラーム 政治・女性・詩人』
アドニス 著 (聞き手 フーリア・アブドゥルアヒド)
監訳 片岡幸彦 翻訳 伊藤直子、井形美代子、斎藤かぐみ、大林薫
予価:本体2,400円+税
四六判 約250ページ
【内容】
シリア出身でフランス在住、現代アラブ世界を代表する詩人アドニスが、気鋭の精神分析学者フーリア・アブドゥルアヒドを相手にイスラームとアラブについて激論。イスラームに内在する暴力性、宗教と結託した政治、その結果としてのムスリムの精神性やアラブ社会の歪みを断罪。同胞と、そして世界へ向けて発信する、渾身のメッセージ。