著者 おづち ともか
90mm×197mm、24ページ
定価 本体1,200円+税
ISBN 978-4-9908091-1-9
2015年10月10日 初版第一刷発行
この絵本は、
「ねこの いえには
ひがしと にしに
まどが あります」
という言葉で始まります。
東の窓から朝日が、西の窓からは夕日がさしこみます。
猫は、おもちゃで遊ぶより、ひなたぼっこのほうが好き。
お日さまが沈んだら、一日は終わり。
「おやすみ」
*
カバー袖に、メッセージ欄をつけました。
プレゼントする際には名前やメッセージを書き込んでください。
切りとってカードとしても使えます。
または、本を買ったとき、読んだときの日付や感想を書き留めたり。
お宅の猫の写真を貼ったり。
大事な家族や仲間と同様に『ひなたぼっこねこ』とも仲良くしてください。
【著者のことば】
作者 おづち ともか
ぶんしょうを かいたり
ほんやくを したり
ほんを つくったり
しています
ときどき
えを かきます
そばには いつも
ねこが います
と、カバー袖に記載しました。
この絵本は、おづちともかの子どもが小さい頃、飼い猫の似顔絵を描いたことに始まりました。
その絵は上手ではなかったけれど、飼い猫のきょとんとした表情に、とても似ていました。我が家の猫は、起きているときはたいていそんな顔をしています。あとの時間はといえば、寝ています。
子どもの描いた似顔絵と、飼い猫の毎日の様子をもとにして、この絵とお話をつくりました。
東と西に窓のある細長い家は、我が家そのものです。
京都で手づくり絵本講座を主宰しておられる村上浩子先生の教室で、「ひなたぼっこねこ」は手づくり絵本として誕生しました。
村上先生がしんぼうづよくご指導くださったおかげで、なんとか完成しました。
そのときの感動を再確認するために、出版を決めました。
拙い原画をそのまま使い、表紙はシンプルにデザインを変え、その代わりカバーには手づくり絵本の時の表紙の雰囲気を残しました。
本文フランス語併記はご愛嬌です。
原画を撮影くださった平井さん、本全体をデザインしてくださった岩永さん、クォリティとコストのバランスを考慮して最善の方法で印刷・製本してくださった岩井印刷さん、手作業でのハードカバー製本をお願いした加悦日進堂さん、フランス語訳をチェックしてくれたナディア、みなさん、ほんとうにありがとうございました。
猫の似顔絵を描いた玲海、ありがとう。
そして我が家の猫、リーズ。いつもそばにいてくれてありがとう。
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